川崎市麻生区の地域情報紙「メディ・あさお」です
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メディ・あさお221号(2020年4月25日発行)

【あさおライブラリ35】70周年迎える川崎市バス 最長距離誇る柿生駅—溝の口間

 「溝の口—稗原間市営バス路線の柿生駅延長は、沿線居住者の待望していたものだが、九月二十八日議会で正式議決され、市交通部では十一月中旬から開通の計画をたてている。延長路線は六、四キロ、運転回数は柿生駅—溝の口間五回往復。柿生駅—琴平下間八回往復となる模様」〈「くらしの窓」18号(1956年10月26日発行)より〉

1950年12月15日に浜町三丁目(現在の川崎区)—新丸子駅(同中原区)間で営業を開始した川崎市バス。民営との競合を避けながら路線網を拡充し、1956年11月15日に柿生駅—稗原間が開通したことで、川崎臨海部から北西端まで路線の系統が結ばれることになりました。「くらしの窓」には、翌々日の17日に柿生公民館で有志による盛大な祝賀会が開催されたという記事が掲載されています。
この区間は現在「溝10」系統と呼ばれ、約13キロ、42カ所の停留所がある川崎市バスの最長路線です。「柿生駅前」から「麻生不動入口」「琴平下」「田園調布学園大学前」と麻生区内をV字形に通り抜け、「聖マリアンナ医大下」「森林公園前」などを経由して「溝口駅南口」に到着。料金は電車で片道おとな346円(ICカード利用)のところ、バスだと210円です。運行は通勤時間帯を除き1時間に1本ですが、毎年1月28日の「麻生不動だるま市」では増便が実施されています。
ところでこの「溝10」を含む、「溝口駅南口」を起点とし、「新百合丘駅前」「聖マリアンナ医科大学前」「向丘遊園駅南口」などを終点とする系統は「柿生線」の路線名で呼ばれ、乗車人員や乗車料収入など、川崎市バスの路線では臨海部の「埠頭線・東扇島循環線」に次ぐ第2位の規模となっています。麻生区内にはほかに、「新百合丘駅前」と「新ゆりグリーンタウン」などを結ぶ「新ゆり線」もあります。
市バスはことし70周年。記念グッズの販売やラッピングバスの運行など、さまざまな企画が予定されているので、注目してみてはいかがでしょうか。

【「くらしの窓」とは】
新聞販売店・赤本新聞舗(現・あかもと本舗)創業者の赤本良造が、1955年に購読者サービスの新聞折込として創刊。高度経済成長期の地域の変貌ぶりなど、全国版の新聞では紹介しきれない情報を読者に伝え、地域情報紙のさきがけとなりました。
その後、関連会社のくらしの窓新聞社(現・メディスタくらしの窓新聞社)に引き継がれ、2011年まで56年間、1397号を発行。本紙「メディ・あさお」は「くらしの窓 麻生区版」として2001年10月に創刊されました。現在の社長・赤本昌応は3代目にあたります。

(2020年4月25日号掲載)

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川崎市麻生区で月1回発行している地域情報紙です。
タブロイド版全8ページ、発行部数は約7万部。
麻生区内(岡上をのぞく)の各家庭に手配りでお届けています。

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