川崎市麻生区の地域情報紙「メディ・あさお」です
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メディ・あさお220号(2020年3月25日発行)

婦人消防隊委員会 解散へ 家庭防火36年の歴史に幕

川崎市で活動してきた女性による消防協力団体「婦人消防隊委員会」が、年度末の3月末をもって解散します。家庭防火の推進を目的にした活動を行ってきましたが、担い手の減少などにより、役割を終えることになりました。 婦人消防隊委員会は、1984年に結成。「当時は家庭を守るのは女性であることが多かったので、女性に防火・防災の知識を身につけてもらえれば火災を減らせるのではないかという発想」(麻生消防署)から、自治会・町会から推薦された家庭の女性によって組織されました。
各自治会・町会から2人ずつ委員を選出し、1期2年。講習会や研修、消火訓練で知識を身につけ、またそれを地域に還元することや広報活動などの役割を担っていました。百合丘1丁目町会の古賀あゆみさんは「いざという時の状況判断、慌てないようにすることの大事さを学んだ」といいます。
しかし、地域のつながりが希薄になり活動が停滞する自治会・町会が増えてきたこと◇女性の社会進出や共働き世帯の増加◇「家庭=女性」という考え自体が時代にそぐわなくなってきたこと、などの理由で委員のなり手が減少。麻生区には100以上の自治会・町会がありますが、第18期となる現在は74人まで減少し、新たななり手がないため再任を繰り返す委員が増えるといった状況が続いていました。
麻生地区同委員会の最後の委員長となった小石陽子さん(栗木町内会)は「時代の変化で仕方ない面もあるが、これからも違う形で防火・防災に関わっていきたい」と話していました。これまで同委員会が担っていた役割は、防火協会に受け継がれることになります。

(2020年3月25日号掲載)

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川崎市麻生区で月1回発行している地域情報紙です。
タブロイド版全8ページ、発行部数は約7万部。
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