川崎市麻生区の地域情報紙「メディ・あさお」です
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メディ・あさお217号(2019年12月25日発行)

麻生で15回目の独演会 桂文珍さんインタビュー

毎年恒例、落語家・桂文珍さんの独演会が、麻生市民館で2020年2月9日午後2時から開催されます。
麻生での公演も15回目ですが、「最初に『皆さんは“川崎”の人ですよね?』というとドッカーンと笑いが起こるんです」と“川崎都民”のお客さんの心をがっちりつかむ文珍さん。最初の年に大雪が降り、楽屋口から出られず坂道で車を押したことも印象に残っているそうです。
文珍さんが独演会で全国を回り始めたのが約20年前。レギュラー番組を多数抱えていた文珍さんですが、最初は客席が半分ほどしか埋まらず「失意のどん底」だったといいます。「テレビに出ていても実力がないと思われていたんでしょうな」と当時を振り返りますが、今では毎年の公演を待ちわびているファンで会場はぎっしり。麻生ももちろん、そのひとつです。
文珍さんの原動力は「上方落語の魅力を味わっていただきたい」という思い。関東ではアクが強く感じられることも多いため「8割がた、寸止めにして」演じつつ、その楽しさを伝えています。
また独演会では2席話す落語家がほとんどですが、文珍さんは3席聴かせることも珍しくありません。「(落語をするのが)楽しくて仕方ないんですよ。1席目は敷居を低くして『落語はこわくないよー』『こんな落語もありますよー』と」落語に触れたことのない人をも引き込んでゆくのが、お茶の間の人気者であり続ける文珍さんの真骨頂。「終わった後、あー面白かったと思っていただけるような、『後味のいい』落語を聴いて帰っていただこうと努力しています」
来春には国立劇場で前代未聞の20日間連続公演を行うなど、古希を過ぎても新しいことに取り組み続ける文珍さん。「私は永田町の官僚の方にファンが多いんです。ストレスがたまるんでしょうな、書類をシュレッダーにかけるお仕事が忙しくて」と絶好調の文珍さんの生の落語を体感してみませんか。
公演チケットは全席指定4000円(税込)で、あかもと本舗(電話044-951-3746)などで発売中。公演の問い合わせは電話044-989-8548パインオリジン。

(2019年12月25日号掲載)

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