川崎市麻生区の地域情報紙「メディ・あさお」です
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メディ・あさお215号(2019年10月25日発行)

【特集・大山の秋 紅葉の秋】歩きやすい格好で出かけよう 紅葉の大山

新百合ケ丘から小田急電車で1本、伊勢原市にそびえ立つ標高1252㍍の大山は、麻生区から最も近い観光地。これからの季節は紅葉が見ごろとなり、一年で最もにぎわうシーズンを迎えます。
伊勢原駅からバスに乗って、終点の大山ケーブルバス停で降り、観光案内所で情報を確認したら、土産物屋や飲食店が建ち並ぶこま参道が始まります。石段の参道を上ると見えてくるのは、大山ケーブル駅。ケーブルカーに乗って、阿夫利神社下社と大山寺へ向かいましょう。ケーブルカーの最終便は平日午後4時30分、土休日午後5時なので、乗り遅れないように気をつけて。
ところで、大山は「大山詣り」で知られた信仰の山でもあります。特に江戸時代には「大山講」という参拝のためのグループが各地に作られ、彼らが行き交う街道は「大山道」「大山街道」と呼ばれました。現在でも、高津区の二子・溝口には大山街道と呼ばれる道路があります。
大山の参道街には、そうしたかつての大山詣りの面影が随所に残っています。単なる紅葉見物ではなく、大山の歴史と文化を感じながらのウォーキングを楽しみたい人は、バスの終点まで行かずに、手前の大山駅バス停で降りるといいでしょう。和風の橋が架かる鈴川、参拝者が身を清めたという滝、参拝客が豆腐を手のひらに乗せ、すすりながら登ったという急坂、道の両側に建ち並ぶ宿坊、軒先に掲げられた参拝客を歓迎する布招き……。健脚向けの楽しみ方かもしれませんが、のんびり時間をかけて、ちょっとした山登り気分で大山を楽しむのも悪くありません。

(2019年10月25日号掲載)

「メディ・あさお」とは

川崎市麻生区で月1回発行している地域情報紙です。
タブロイド版全8ページ、発行部数は約7万部。
麻生区内(岡上をのぞく)の各家庭に手配りでお届けています。

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