メディ・あさお213号(2019年8月25日発行)
【安全・安心の街へ】「ゆとり号」で体験型交通安全教育
8月5日、万福寺の自動車部品製造業NOK多摩支店で、麻生警察署による交通安全講話が行われ、神奈川県警の交通安全教育車「ゆとり号」が登場しました。
ゆとり号は運転シミュレータや歩行者体験シミュレータ、反射神経チェック機などを搭載し、「体験型」の交通安全教育が行えるもので、神奈川県には県警に１台だけ配属されています。
NOKによると、同社では「自動車に関わる会社としての社会的責任」として交通ルールの遵守には厳しく、長期休暇の時期の前には交通安全講話を必ず行っているとのことで、多摩支店でのゆとり号の登場は今回が初めて。25人の社員全員がシミュレータなどを体験し、担当者は「講話だけでは多少マンネリ化しているところもあったので、実際の体験をすることができたのはよかった」と話していました。
麻生署交通総務係によると、地域や事業所などでのゆとり号の派遣は3カ月前から予約の相談が可能とのこと。問い合わせは電話044-951-0110。
(2019年8月25日号掲載)
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