メディ・あさお213号(2019年8月25日発行)
【特集・不安を取り除く人たち】地域に合わせて防災の仕組みを 防災訓練
9月1日は防災の日。いつくるか分からない災害ですが、ただ不安がるのではなく、日ごろからしっかりと備えをしておきたいものです。ここでは地域で行われているさまざまな防災の取り組みの中から、いくつかの例をご紹介します。
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◇新百合ケ丘自治会
新百合ケ丘自治会(渡邉光正会長)では同会自主防災組織(伊澤克敏キャプテン)の主導で、防災訓練を行っています。
7月21日、王禅寺中公園での訓練では、道路の消火栓を使った放水訓練、鉄棒を使ったロープ結び訓練、担架や車いすによる救護者運搬訓練、防災倉庫の備品点検などを行い、住民や麻生消防署員など約70人が参加しました。
伊澤さんは「何かあったらすぐ避難所ではなく、自宅で安全に過ごせるように、情報の共有を図ることが重要。地域に合わせた連携システムをつくり、地域でなんとかしなければいけない」と話しています。
◇川崎授産学園
川崎授産学園では8月9・10日に「1泊2日の親子キャンプで防災サバイバル!」を開催しました。
災害時に役立つスキルを体験しながら、障がいの有無にかかわらず一緒に助け合うことの大切さを学ぶ目的で行われ、ことしで8年目です。小学3年〜中学1年生までの13人と保護者9人は、同園利用者やスタッフとともに、非常用炊出し袋での炊飯などに挑戦。夜は自分たちで設営したテントや避難所で宿泊訓練を行いました。
参加した保護者は「柱がない体育館での照明の設置が意外と難しかった。実際の災害時はもっと大変になる」と話していました。
◇麻生区総合防災訓練
◆10月19日 午前10時〜 西生田小学校
◆10月26日 午前 9時〜 長沢中学校
問い合わせ:電話044-965-5172区役所危機管理担当
(2019年8月25日号掲載)
「メディ・あさお」とは
川崎市麻生区で月1回発行している地域情報紙です。
タブロイド版全8ページ、発行部数は約7万部。
麻生区内(岡上をのぞく)の各家庭に手配りでお届けています。
お問い合わせ先
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