メディ・あさお205号(2018年12月25日発行)
季節外れのヒマワリ 小学生が摘み取り 早野の遊休農地
11月から12月にかけて、早野の遊休農地に時ならぬヒマワリの花が一斉に咲き、12月3日には、区内の小学生が花の摘み取り体験を行いました。
ヒマワリは、遊休農地の土壌管理のための「緑肥」として植えられているもので、毎年夏の終わりとともにトラクターで地面にすき込んで、土壌の性質の維持に役立てています。
ところがことしは秋から再び花をつけ始め、場所によっては子どもの背丈ほどの大きさに成長しました。ことしの秋は暖かかったので、すき込みの際に地面に落ちた種が咲いたのではないかと見られています。
花摘み体験を行ったのは、地元・早野について知るという総合学習の一環としてヒマワリ畑を訪れた東柿生小学校の5年生約65人。市の農業振興センターの担当者が「酷暑を避けた季節に花が咲いて、子どもたちの体験には運が良かった」と目を細める中、児童たちは手にしたビニール袋がいっぱいになるほどヒマワリの花を摘み取っていました。
(2018年12月25日号掲載)
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