川崎市麻生区の地域情報紙「メディ・あさお」です
地元の情報をきめ細やかにお伝えします

メディ・あさお195号(2018年2月25日発行)

【特集】始めてみよう! 春のカルチャー
1.「歌う脳トレ」で体も心も健康に! 佐藤美和 童謡・唱歌教室


○童謡・唱歌で笑って「脳トレ」!

歌を通じて、健康なシニアライフを送ってほしい─。そんな思いで、一風変わった音楽教室を開いているのが声楽家・音楽療法士の佐藤美和さんです。
新年最初となった1月12日の教室では、まずはゆっくり体を伸ばしてストレッチを行い、続いて呼吸法。ゆっくりと息を吐き、止め、吸うのを繰り返します。続いて音階による発声練習、とここまでは通常の音楽教室ですが、ここからが佐藤さん独特のレッスンの始まりです。
最初に歌うのはおなじみの唱歌「ふるさと」。でも両手に持っているのは握力をつけるための健康器具。これを握ったり、両手両足を伸ばしたりしながらの歌唱です。続いて「たきび」や「いぬのおまわりさん」を歌いながら、手遊びをしたり、5センチ四方の小さな折り紙でツルを折ったり。単独でなら簡単にできることも、歌と組み合わせることでなかなかの難題になり、手や歌がおろそかになってしまうこともしばしばです。でもそんな失敗も逆に皆で大笑いしながら楽しんでいる様子。
「簡単にできることでは脳の活性化、つまり『脳トレ』になりません。でも失敗しても、できなくてもいいんです。やろうとすることが大事」と佐藤さん。全身を使って声を出しているうちに、暖房を切った部屋の中にいても汗ばんでくるほど。最後はクールダウンに、目を閉じて小さな声で1曲歌い、教室は終了。その後はお茶を飲みながらの楽しい語らいのひとときです。

○歌で元気な生活を

この教室も当初はごく普通の音楽教室だったそうですが、佐藤さんが音楽療法士の資格を取り、「歌で元気な生活を送ってほしい」と地域貢献を考え始めたころから「脳トレ」を取り入れるようになりました。最近では音楽療法でも使われる楽器「トーンチャイム」や「ミュージックベル」の演奏、リクエストの多い懐かしの歌謡曲や「昭和クイズ」など、取り組みも変わっています。
教室は60〜80代の女性が中心ですが、男性も大歓迎。子育てや介護が一段落ついた人も、まだまだ現役の人も、この教室が月2回の貴重な息抜きや交流の場になっているようですよ。

〈佐藤美和 童謡・唱歌教室〉
電話044-455-4736
場所:麻生区金程2丁目
開講日:月2回/午前11時〜12時30分・午後2時〜3時30分ほか※希望に応じて変更あり
料金:1回2000円(初回体験は無料。楽譜代実費)

(2018年2月25日号掲載)

「メディ・あさお」とは

川崎市麻生区で月1回発行している地域情報紙です。
タブロイド版全8ページ、発行部数は約7万部。
麻生区内全域(岡上をのぞく)の各家庭に手配りでお届けています。

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