メディ・あさお181号(2016年12月25日発行)
リーグ戦「3位」で終戦 川崎フロンターレ
2ステージ制で行われた2016年の明治安田生命J1リーグ。クラブ創設20周年を初優勝で飾りたいとシーズンを闘ってきた川崎フロンターレですが、リーグ年間王者を決めるチャンピオンシップの準決勝(11月23日、等々力陸上競技場)で敗れ、悲願のリーグ初優勝はなりませんでした。
年間勝点2位のフロンターレと3位の鹿島アントラーズが、1位浦和レッズへの挑戦権を賭けて行われたチャンピオンシップ準決勝。引き分けでも決勝進出となるフロンターレでしたが、小林悠選手、大島僚太選手をケガで欠き、攻撃に今ひとつ迫力が見られません。後半5分に先制ゴールを奪われ、攻めても攻めても鹿島の巧みな守備を崩しきれず。ゴール前まで走り込んだのにパスのタイミングが合わず、全身で怒りをあらわにする大久保嘉人選手。それを2度、3度と繰り返すうちに、ついにピタリとタイミングが合い、相手ゴールのネットを揺らす……という、大久保選手が在籍したこの4年間何度となくサポーターが見てきた歓喜の瞬間は、ついに訪れることなく、0対1のまま試合終了となりました。
この結果フロンターレは、年間勝点では2位ながら、公式の年間順位は3位となってシーズンを終了しました。
この時点ですでに風間八宏監督の退任、大久保選手の移籍が発表されており、等々力での試合はこれが最後となってしまった風間フロンターレ。「このサッカーで優勝したかった」と大粒の涙を流す大久保選手、呆然とする中村憲剛選手らイレブンに対しては、サポーターから「まだ天皇杯がある! まだ優勝のチャンスはある!」との声がかかっていました。
2017年のフロンターレは新監督のもと、新たなスタートを切ることになります。
(2016年12月25日発行)
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