メディ・あさお176号(2016年7月25日発行)
【あさおヒューマン】川崎百合丘ロータリクラブ会長・北島克己さん
創立40周年を目前にした川崎百合丘ロータリークラブ39代会長に就任された、北島克己さん。「社会勉強になるから」と32歳の若さで入会した当時、本当は「父が誘われていた」のだとか。「親世代の地元の名士の方ばかりでプレッシャー」を感じたものの、同じ目線でつきあってくれたので居心地がよかったと、この17年間を振り返る北島さんです。
7月現在、会員数42名。年齢層のバランスもよく会員の満足度も高く、充実した活動を続けられている様子です。「オレオレ詐欺に気をつけて」とテープを流しながら巡回している青色パトロールカー、よく見かけますよね。車を寄贈し、パトロールを継続しているのは、ロータリークラブの皆さんです。桐光学園のインターアクトクラブの生徒たちとのゴミ拾いやあしなが募金も継続中。ラオスの子どもたちの虫歯予防への取り組みは3年目となるなど、ロータリークラブの活動は多岐にわたっています。
北島さんは、ビル建設からリフォームまで手がける建設会社の代表取締役に、2年前に就任。地域に密着して50年という会社で「誠心誠意」をモットーに丁寧に仕事に取り組んでこられました。
「今後も引き続き一生懸命やっていきたい」ときっぱりおっしゃる北島さんですが、子どものころから父親が経営する会社には全く興味がなかったとのこと。継ぐように言われたこともなく「将来のことなんて何も考えず」自由にのびのび育ってきたと、本当に楽しそうに振り返る北島さん。結婚を機に会社に入ってからは、バブル崩壊もあり、苦労も大変な思いもあったはず。多くは語られませんでしたが「経営者の運とセンスと工夫」が大事ということばに重みを感じました。
そんな北島さんが何より大切にしているのは、家庭。学生時代からのつきあいという奥さまと、社会人になった長女、大学生の長男の4人家族です。
「子どもたちの教育は妻に任せて」ご自身は思いっきり遊びにつきあってこられたのだとか。自転車に乗りたいと言われれば、安全に乗れるところまで車で連れて行き、海でも山でも一緒に全力で遊んできた、よきお父さん。
北島さんがそうだったように、お子さんたちは、のびのびすくすく育ったようです。息子さんに会社を継いでほしいとは全く思わないそうで、「好きなことをやってほしい」とエールを送ります。
ご自身の趣味は「うまくはないけど、グリーンを歩く感触が好き」なので、ゴルフ。ロータリークラブに入ったのがきっかけで始められたそうです。
ロータリークラブの会長の任期は1年。会長自らその1年間のテーマを考え、皆で実践していくとのこと。北島会長によるテーマは「人の和で楽しもうロータリー」。人生を楽しむことを知っている北島さんのもと、一致団結していけそうですね。
(2016年7月25日発行)
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