川崎市麻生区の地域情報紙「メディ・あさお」です
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メディ・あさお206号(2019年1月25日発行)

【あさおライブラリ21】12軒の信徒が支える麻生不動院とダルマ市

 「『関東納めのダルマ市』として有名な川崎市多摩区下麻生の麻生不動尊で、二十八日、恒例のダルマ市が開かれ、六万人の人出で賑わった。(中略)火除けの信仰で知られているが最近では家内安全、交通安全祈願のお参りをする人が増え、この日も本殿は穴あき銭やダルマを買う人でいっぱいだった」〈「くらしの窓」223号/1973(昭和48)年2月4日発行より〉


毎年1月28日は初不動の縁日。麻生不動院の周辺にさまざまな露店が立ち並ぶなかで「ダルマ市」は1904年ごろから始まりました。この記事以降の「くらしの窓」を追うと、直後からオイルショック、円高不況で、人出は4〜5万に。ところが1987年、バブル景気の始まりとともに10万に急増。8万前後で推移し、バブル崩壊後は減るどころか、1998年には12万を記録しています。景気回復を切望する人が多かったようです。
「ここ数年、平日4〜5万、土日は6万と、人出にあまり変動はないですね。毎年欠かさず来てくださる方が一定数いらっしゃるということです。当日、本堂では朝早くから護摩をたき、火難除けに限らず諸願成就を祈祷しています。ダルマ市だけでなく『火伏せのお不動さん』のことももっと知ってもらえたら」とは住職の森光彦さん。「麻生不動院は檀家を持たないお寺で、下麻生の12軒の信徒さんが代々、誇りをもって実務を取り仕切ってくださっています。5月、9月の28日には信徒さんのために護摩をたくんですよ」。
信徒総代を務める志田弘一さんは「終戦後しばらくは見世物小屋や賭博関係の店もありましたね。当日は一帯が車両通行止めになるのですが、住宅が増えたため、住人への周知徹底や代替駐車場の確保にも一苦労です。後継者不足問題もありますが、霊験あらたかな麻生不動院はずっと守っていかなくてはならない存在。とにかく安全でこの日を終えられることを願うばかりです」と話していました。

【「くらしの窓」とは】
新聞販売店・赤本新聞舗(現・あかもと本舗)創業者の赤本良造が、1955年に購読者サービスの新聞折込として創刊。高度経済成長期の地域の変貌ぶりなど、全国版の新聞では紹介しきれない情報を読者に伝え、地域情報紙のさきがけとなりました。
その後、関連会社のくらしの窓新聞社(現・メディスタくらしの窓新聞社)に引き継がれ、2011年まで56年間、1397号を発行。本紙「メディ・あさお」は「くらしの窓 麻生区版」として2001年10月に創刊されました。現在の社長・赤本昌応は3代目にあたります。

(2019年1月25日号掲載)

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川崎市麻生区で月1回発行している地域情報紙です。
タブロイド版全8ページ、発行部数は約7万部。
麻生区内全域(岡上をのぞく)の各家庭に手配りでお届けています。

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