メディ・あさお204号(2018年11月25日発行)
【特集・冬のイルミネーション2018-2019】冬でよかった？ イルミネーションの起源
夏場にイルミネーションって、あまり聞いたことがありませんね。日没が早くて夜の時間が長く、空気が澄んでいる冬だからこそ映えるイルミネーション。観光施設にとっては客足が落ちやすい冬場に訪れる人の心を躍らせ注目を集めるのにも効果大です。
歴史的にも、イルミネーションは冬に生まれたもの。宗教改革で知られるドイツのマルティン・ルターが、クリスマスイブの礼拝の帰りに森の中できらめく星を見て感動し、木の枝にたくさんのロウソクを飾ることでその景色を再現しようとした……ことがイルミネーションの始まりといわれています。また、電球でのイルミネーションを初めて行ったのは、皆さんご存知の発明王トーマス・エジソンだったそうです。
もしもルターが夏の夜空の星に感動していたら、イルミネーションも夏の風物詩になっていた、のでしょうか……？
(2018年11月25日号掲載)
「メディ・あさお」とは
川崎市麻生区で月1回発行している地域情報紙です。
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