川崎市麻生区の地域情報紙「メディ・あさお」です
地元の情報をきめ細やかにお伝えします

メディ・あさお199号(2018年6月25日発行)

【あさおヒューマン】田園調布学園大学准教授・和(かのう)秀俊さん

新百合ケ丘などで開催されている「プロレスリングHEAT-UP」の大会を観戦したことのある方なら、スタッフとして働いている障がい者の姿を見たことがあるかもしれません。障がい者が学生ボランティアとともにチケットもぎりをしたり、椅子を並べたり、座席番号のシールを貼ったり、最近ではリングの設営を手伝うようにもなりました。この就労支援を行っているのが、田園調布学園大学で地域福祉デザインを教えている和秀俊さんです。
東京都大田区出身で足立区で育ち、スポーツが好きな和さん。中学の時、部活の際に大けがをし裁判沙汰にまでなったことが、「弱い立場の側に立つ」という考えの原点になりました。大学を卒業して社会人となってから「地域福祉デザイン」という考えを知り、働きながら大学院で博士号を取得し研究者の道へ。「最後の3ヵ月は寝ないで博士論文を書きました。今はどんな苦労をしても『あれに比べたら楽』と思えます」と笑います。
地域福祉デザインとは、「地域ならではの課題を地域の人たちと解決し、魅力的な地域になるよう地域のデザインをともに考えていく」こと。和さんは、東日本大震災の被災地支援や自殺率の高い自治体のコミュニティ支援など、日本全国で地域と向き合う活動を続けています。
「抱える課題はそれぞれ違っていても、それが解決できない理由はどこも一緒なんです」と語る和さん。「それはそのコミュニティで閉じてしまうことなんです。外の地域とつながり合って解決しようという発想がないんですね」。居場所づくりやイベントの開催などを通じて、地域どうし、人どうしの「つながり」を作ることで課題を解決できないか。和さんは社会実験や検証などを繰り返しながら、その地域にあった解決方法を模索しています。
HEAT-UPでの就労支援は、同団体代表の田村和宏さんがプロレスを通じた障がい者支援を掲げていることから意気投合して、実現したこと。そのほかに川崎市内では、社会実験やゼミ活動として宮前区で行われている「農園フェス」や市内全域で取り組む「かわさき色輪っかプロジェクト」(記事参照)などにも関わっています。
現在は奥様の地元である多摩区にお住まいの和さんですが、全国を飛び回り、イベントなどは休日や夜に行われることも多いため、「丸1日休みになるということはほとんどない」のだとか。「家族の理解がなくしては続けられません。本当に感謝しています」。好きなスポーツをする時間もなかなかとれませんが、「新百合ケ丘駅から大学まで、歩いて通勤しています。坂道が多くて距離もほどほどだし、運動不足のいい解消になっています」。

(2018年6月25日発行)

「メディ・あさお」とは

川崎市麻生区で月1回発行している地域情報紙です。
タブロイド版全8ページ、発行部数は約7万部。
麻生区内全域(岡上をのぞく)の各家庭に手配りでお届けています。

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