「メディ・あさお」掲載記事

【特集】秋の大山を楽しもう!
1.約300年ぶりの大修理 日向地区 日向薬師

麻生区から電車一本で行けるもっとも近い観光地、大山。古くから大山信仰で栄え、江戸時代には関東一円で「大山詣り」のための「大山講」が結成されました。現在は横浜、鎌倉、箱根に続く「神奈川県第4の観光地」としてその魅力を売り出し中です。
標高1252メートルの山頂までの登山はもちろんのこと、ふもとの自治体にも自然と歴史、文化が織りなす魅力にあふれています。これからの紅葉の季節、大山が最もにぎわう時期を迎えます。

大山地区と七沢地区の中間に位置する、伊勢原市の日向地区。大山登山の東の拠点でもあります。そのシンボルとなるのが日向山宝城坊、またの名を日向薬師です。行基菩薩の創建と伝えられ、薬師如来の霊場として信仰を集めています。
標高404メートルの日向山の山裾にある日向薬師。山林に囲まれた参道を登り、仁王門をすぎて、さらに石段の参道を登り、およそ15分。「ひょっとしてこのまま本格的な山登りになるのでは?」と思ったころに、ようやく本堂にたどり着きます。周辺の山林は「日向薬師の森」として里山整備が行われ、11月下旬から12月上旬ごろには紅葉に覆われます。また、宝物殿の脇からは日向山や厚木市の七沢地区に続くハイキングコースが続いています。
重厚な茅葺き屋根が目を引く本堂は、国の重要文化財。約300年ぶりとなる大修理を2011年から行っていましたが、足掛け7年にわたる工事が終了し、11月20日に落慶式を行います。
(2016年10月25日号掲載)



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